今回の記事を読んで欲しい方
- Clubhouseが何かを知りたい方
- やってみたいけど手を出せない方
今回はエンジニアブログから少し脱線して、2021年1月から話題のClubhouseについて書いていこうと思います。
Clubhouseとは
本当に簡単にいうと、Clubhouseは音声版のTwitterと言われております。
ということで比較してみます。
Clubhouse |
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文字で交流 |
声で交流 |
ツイートに返信して交流する |
部屋を立てて交流する |
誰でも会員登録できる |
会員からの招待制+電話番号が必要 |
誰でもリプライできるので誹謗中傷問題が起きやすい |
部屋を立てても招待されなければ会話に参加できないので誹謗中傷がほぼ起きない |
参入しやすい |
参入しにくい |
ながら作業ができず、時間が取られる |
ながら作業ができる |
ツイートの引用はOK |
録音や話していたことの口外が禁止されている |
日本語対応 |
現状は日本語非対応 |
会員登録はTwitterはメールアドレス、Clubhouseは電話番号と既に会員になっている人からの招待が必要
Twitterはメールアドレスがあれば誰でも会員登録ができます。
今はキャリアのメールアドレスだけでなく、yahooのドメインやGmailのドメインも簡単に作成できるので、参入障壁は低いです。
一方Clubhouseは、会員登録自体は誰でもできます。
しかし、利用する所以降が、既に会員になっている型の招待が必要で、その招待に電話番号が必要になってきます。
交流方法はTwitterは文字、Clubhouseは部屋を立てる
Twitterは140文字以内の文字での交流に対し、Clubhouseの交流方法は音声です。
Twitterは自分の日常のつぶやきや有益情報の発信、ブログ更新のお知らせや他の人とのやりとりができます。他の人とやりとりを見られたくない方はダイレクトメッセージもでき、文字数制限さえ気にならなければ会員数も多く、非常に使いやすいSNSです。
一方Clubhouseは、発信をしたいと思った人が部屋を立て、1人でラジオ感覚で発信をしたり、2人以上で時間を決め、部屋を建てることで交流ができます。
また、発信者の部屋へは誰でも入れ、交流している人の会話をラジオ感覚で聞くこともできます。
ただし、部屋を立てたスピーカーが聞いているだけのリスナーを呼ばない限り、リスナーは発言権はないですし、ダイレクトメッセージの機能もないので文字での交流もできず、ただ聴く以外には何もできません。
Twitterは誹謗中傷は少なからず発生するが、Clubhouseは誹謗中傷がほぼ出来ない
Twitterはブロック機能や自身のツイートをフォロワー以外の人に見せない非公開といった自己防衛機能はあるものの、それらを使わない限り知らない人からの返信もあります。
つまり、自分で自分を守らない限り誹謗中傷や炎上に巻き込まれる可能性は全くの0%ではないということです。
Clubhouseも会員登録も既に会員になっている人の招待が必要ですし、会話に参加するにも自分で部屋を立てて会話するかスピーカーからの招待が必要になってきます。
つまり、自身がスピーカーになって、間違えて荒らし目的の人を招待しない限り、ほぼ誹謗中傷はないといっていいでしょう。
Twitterは手を使うのでながら作業ができないが、Clubhouseは耳を使うのでながら作業ができる
これが最大の特徴だと考えております。
Twitterをやる時は、返信やツイートを見る自分の目と手を動かさなければなりません。
なので、必然的に家事をしたり洋服を畳んだりといった、ながら作業ができずに時間を取られてしまいます。
一方Clubhouseは、部屋に入る行為は手と目を使うものの、ラジオ形式で聴けるので最終的に使うのは耳だけです。
何か聴く作業と同時のながら作業はできませんが、手と目が空くので、ブログの執筆作業やタイピングをしながら聴く事ができます。
しかし、聴きながら作業をして集中できない方にはあまりお勧めできません。
Clubhouseは録音やメモや口外が禁止されている
TwitterもClubhouseもそうですが、一般的なマナー違反やモラルに反する事は禁止されています。
Clubhouseの禁止事項の特徴として、録音やメモが禁止されています。
つまり、後で視聴したいといっても聴く事ができず、YouTubeのようにスピーカーの財産として残りません。
また話された内容のメモや口外も禁止されています。
聴きたいなら生放送で聴けということです。
現状は日本語での登録は可能だがアプリ内の文字は全て英語、かつiOSのみリリースされている
(2021年2月9日時点)
不便な所では、聴くのは日本語でできますが、会員登録など何から何まで英語です。
しかもiOSのみでしかアプリがリリースされていない為、Android端末を利用している人は利用できません。
今回のまとめ
いかがでしたでしょうか。
今回のまとめとしては、
- 会員登録は電話番号と既に会員になっている人からの招待が必要
- 交流方法は部屋を立ててスピーカーになり、スピーカーとの会話をする事
- スピーカー以外は発言権や文字のやりとりもないので、誹謗中傷がほぼ出来ない
- 聴く以外のながら作業が可能
- 録音やメモや口外が禁止
- 日本語での会員登録は可能だがアプリ内の文字は全て英語、かつiOSのみのリリース
以上です。
参入障壁が高く、現状収益化する方法も無いようなので、今後どう伸びていくかが期待されます。
今回は以上です。