今回の記事を読んで欲しい方
- HSPの方
- なかなか仕事が続かない方
今回はHSPの僕が考えたHSPの適職について書いていこうと思います。
HSPのおさらい
前に僕が書いた記事を紹介します。
詳しくは以下の記事をご覧下さい。
HSPは感受性が極めて強い繊細な人の事です。
細かい事に気がつくため、生活において精神的なストレスを抱えやすい傾向にあります。
HSPの特徴以下です。
- 慎重で深く考える
- 些細な刺激にも敏感
- 人の気持ちをネガティブに捉えやすい
- 心が傷つきやすい
- 自己肯定感が低い
HSPの適職
次に、僕の考えや体験も含めたHSPの適職についてご紹介します。
結論は以下です。
なぜ上記のような仕事が向いているのか解説します。
クリエイティブ系・ライティング系・在宅ワーク
HSPの方は、
- 1つの物事に対して深く考える事が得意
- 興味のある事にとことん突き止める
- 想像が好き・得意
- 丁寧な仕事が得意
の特性を持った傾向の方が多いです。
なので、なるべく1人で活動できるクリエイティブ系の仕事は特におすすめと言えます。
クリエイティブ系の仕事は以下です。
これらの仕事はどの仕事でもコミュニケーションは絶対に発生してしまうので、そこは注意が必要です。
システムエンジニア・プログラマ注意点ですが、先ほど申し上げたようにHSPの方は活動できるクリエイティブ系の仕事はおすすめと言いましたが、体験談としてシステムエンジニア・プログラマは組織に属する仕事だと向いていないです。(SE・PGの適性はある場合は確かに多いです。)
なぜなら、こちらもHSPの特性として
- 刺激や上司の何気ない一言に深く傷ついてしまう(刺激に敏感)
- 納期が迫っていると残業や休日出勤を迫られ、疲弊する(HSPは一人の時間がないと体力回復が難しいから)
- 人前で話す会議や電話が苦手
- プログラミングがおおよその仕事だと勘違いされがち(エンジニアでも7割以上がコミュニケーションです)
があります。
なので、HSPの方がエンジニアをやるのであれば個人で仕事を獲得していくのを強くおすすめします。
安易にエンジニアやプログラマがHSPにとっては適職と紹介している記事は、エンジニアの仕事を経験した事がない方なので注意して下さい。
詳細は下記の記事をご覧下さい。
また、個人で仕事を獲得するためのクラウドソージングサービスについては以下の記事をご参照下さい。
カウンセラー・介護士・看護師
HSPの方は、感受性が豊かで人の考えている事や相手の立場に立った発言ができるのが特徴です。
僕も含めてですが、繊細な人は特に人の役に立ちたい気持ちが強いと考えております。
僕はこう言った仕事に携わった事がないのであくまで僕の考えですが、上記からカウンセラー・介護士・看護師の仕事はHSPの方にとって適職ではないかと考えます。
ただし、これらの仕事はコミュニケーションが頻繁に発生し、1人の時間がないと疲弊します。
また、HSPの方は環境の変化も苦手にも弱いです。
介護士・看護師は夜勤が発生するので、適職ではありますが、働き方にはご注意下さい。
動物や植物の仕事・工場のライン作業
HSPの方は感受性が豊かで小さな変化にも敏感です。
また後述しますが、HSPはノルマがある営業職やスピードが求められる飲食業は苦手の傾向があります。
なので、
- ノルマがあまり発生しない
- イラギュラーな物事の発生があまりない
- 人間関係であまり疲弊がない(イメージですが、そこまで悪い人間関係が発生しない感じがします)
- 電話応対があまり発生しない
こういったHSPの苦手とする仕事ではないので、花屋さんやペットショップの店員さんの仕事は適性があると考えます。
アルバイト全般
家や車のローンがなく固定費が低く、生活に困らないのであれば、正社員に拘らずアルバイトで生活をする選択肢を持ってもいいと思います。
アルバイトの雇用形態自体が、
- 責任がほぼない
- 辞めたい時に辞めやすい。言い方は悪いが逃げやすい
- 嫌な事はやらなくていい
- 仕事を任される範囲が狭い
- 自分の好きな時に仕事ができる
と、HSPにとっては働きやすい環境が整っています。
会社や社会の経済状況等でシフトに入れなかったり、簡単に首を切られやすい雇用形態ですが、気楽に仕事ができる点でアルバイト全般がおすすめできます。
UberEatsや新聞配達等の配達系・清掃員
コロナ禍の影響で外出自粛を迫られている中、需要が高まっているUberEatsがHSPにとってはおすすめできます。
- コミュニケーションが店員から配達先の人のみ
- 日中に仕事ができれば日光に当たれ、自転車であれば運動ができて、ストレス発散もできて一石二鳥以上の効果がある
- 自分がやりたい時に仕事ができる
ただ、デメリットもあります。
- 雨の日に需要が高いので、雨の日の配達が面倒(僕の勝手なイメージです)
- 怪我をしたら仕事ができなくなる
デメリット以上にメリットが大きいですね。
新聞配達は人間関係の疲れがほぼない点がメリットですが、夜勤(というか日が登る前の勤務)があったり夕刊の配達で生活リズムが崩れる可能性があるので個人的におすすめできません。
清掃員も(イメージですが)コミュニケーションがほぼなく、決められた場所を綺麗にすればいいだけなので、HSPの方にとってはおすすめできます。
HSPの方に向かない仕事
次に、HSPの方に向かない仕事です。
結論からお伝えします。
なぜ上記のような仕事が向いていないのか解説します。
営業職や体育会系の社風
そもそもでHSPの方は刺激に敏感です。
その他にも、
- コミュニケーションを取る事も疲弊してしまう
- ノルマがあり、取れなかった事に対して自分を卑下してしまい、疲弊する
- 飲み会や接待があり、1人の時間が取れなく疲弊する
- 上下関係が厳しい
営業の経験がないので一概には言えませんが、営業職や昔ながらの体育会系の仕事は避けたほうがいいかなと思います。
飲食店や小売店の店員・シフト制の仕事
接客業全般に言えますがコミュニケーションがこちらも頻繁に行われるので、HSPには不向きです。
また、飲食店は特にHSPの方にとっては不向きで、
- 昼や夜のピークの時間帯には特にスピードが求められるので、マイペースに仕事がしたいHSPの方には不向き
- シフト制なので時間が安定しない
- レジのお金が合わない事で責任を感じてしまう(体験談)
僕は高校生の時から飲食店を経験して、ピークの時間の捌き方を知っているので、HSPでも飲食店には向いていると思っていますが、結構ピークの時間は色んな人がピリピリするので、おすすめはできないです。
24時間営業の店もあり体調が安定しなくなってくるので、飲食店で働きたいのであればそこは避けたいです。
コールセンター・電話応対が多い仕事
コールセンターの対応・電話の対応もHSPにとっては大変で神経をすり減らします。
- 突発的な対応が発生
- 電話を取る側の事情を無視
- 場合によってはクレームの電話
電話が来なければ仕事が楽な場合もありますが、避けるのが無難ですね。
ご自身の考えで決断しましょう。
ブラック企業全般
こちらに関しては、人によってブラック企業の基準があると思いますが、HSPでもそうでなくても避けましょう。
HSPの方は特にストレス耐性が低いです。僕もです。
残業ばかり続いたりパワハラがあったり、HSPの方は激務に耐えられないので選択肢から外しましょう。
なるべく1人でできる仕事を選ぼう!
いかがでしたでしょうか。
HSPの方はコミュニケーションで神経をすり減らしてしまう事が多いと思うので、気をつけて仕事していきましょう。
人間関係でストレスを抱え込む事が多いので、合わせてストレス発散も忘れずに行っていきましょう。