今回の記事を読んで欲しい方
- 普段運動する時間がない方
- 鬱々とした気分の方
今回は入浴の効果と憂鬱な気分の時は入浴したほうがいいよという事について書いていこうと思います。
結論:運動するよりも効果が期待できるから
鬱々としている気分の時はお風呂に入るのも億劫で、そのまま寝てしまう日もありますよね。
でも、ドイツの研究者たちが行った研究結果にはこのような記載がありました。
研究を行ったのはドイツにあるフライブルク大学の研究者たちで、対象となったのは45人の鬱病患者。研究者らは患者を2つのグループに分け、1つ目のグループには毎日午後に40度のお湯に30分浸かってもらい、2つ目のグループには週に2回、40分から45分のエアロビクスをしてもらうよう指示したのだとか。
8週間後、鬱病の重症度を測る一般的な診断基準を使ってその効果を確かめたところ、驚きの結果が。毎日お風呂に入っていたグループには、実験前と比べて6ポイントの減少(症状が緩和したということ)が見られたのに対し、定期的な運動をしていたグループは、平均で3ポイントの減少にとどまったのだとか。つまり、鬱の症状を緩和するためには、運動よりもお風呂により効果が期待できる――ということに。
引用元の記事はこちらです。
勿論、運動(無理せず散歩でもOK)とお風呂を両立させて良質な睡眠に繋げる方が理想です。
が、先ほど述べた通り鬱々としている時はお風呂に入るのも無理な時もあります。
無理せず、体調が整ってきたら実践してみて下さい。
お風呂の効果
血行が良くなる
日常的な健康の悩みは血行不良から来るものが多いとされております。
血液は身体中に酸素や栄養を運んでおり、また二酸化炭素や老廃物を体から外に出す役割も果たしております。
その血行をよくすれば結果的に身体が綺麗になり、健康を保てます。
肩こりや腰痛の改善
僕のブログの読者の方にはエンジニアの方もいらっしゃると思います。
僕も体験しておりますが、デスクワークなので方が凝ったり座りっぱなしだと腰痛になったりしました。
座っていると緊張した筋肉や関節に疲労物質がたまり、それが血管を圧迫することで肩こりや腰痛が起こると言われています。
先ほどにも申し上げた通り血行を良くすると疲労物質も体外へ排出できるので、それらの疲労回復にも繋がります。
あとはお風呂とは関係ないですが、背筋を伸ばしましょう。
リラックス効果
熱すぎない39℃程度のお湯に浸かると、副交感神経が優位になります。
それ以上の温度のお風呂に浸かると逆に交感神経が優位になり、興奮状態になります。
精神疾患の方に大事なのはこの副交感神経を優位にさせる事なので、リラックスできるぬるめのお湯の入浴は本当におすすめです。
あとは、それにプラスしてお風呂に入っている時は呼吸に集中しましょう。
折角リラックスしてお風呂に入っても頭の中がモヤモヤしていたら意味がないですからね。
効果的なお風呂の入り方
39℃のお湯に浸かる
お風呂のお湯の温度は39℃がいいとされております。
が、正直何故かはわかりませんでした。
調べてみた所、このような理由のようです。
39℃前後の温度が良いのには、なにか根拠があるのですか?
39℃前後というのは、胎児が母親のおなかの中にいるときの羊水の温度で、もっともリラックスできる状態です。
引用元はこちらです。
お腹の中にいる時の温度が39℃だから、その温度が一番リラックスできるんですね。
5分浸かる→体を洗う→15分浸かる
まず5分お湯に浸かって、その後身体を洗い流します。
その後に15分、お湯に浸かります。
その入浴方法が睡眠の質も上げるベストの入浴方法です。
まず体を温める、これが重要です。
半身浴?全身浴?
半身浴がいいか全身浴がいいか?半身浴がいいと僕は思います。
リラックス効果が期待できるのは半身浴です。
全身浴だと、湯冷めした時に身体が冷え切ってしまうので、お勧めできません。
夏場もエアコンの風で身体が冷えるので、夏も半身浴にしましょう。
肩が凝っている場合は全身浴でOKです。湯冷め対策もしっかりして下さい。
今回のまとめ
いかがでしたでしょうか。
憂鬱な時はお風呂に入るのも億劫な気持ち、凄くわかります。
僕も面倒で1日お風呂に入らない日もあったりします。
が、
- 運動よりも効果が期待できる(運動もできるとより回復が期待できます)
- 血行が良くなり、肩こりや腰痛が改善できる
- リラックスでき、睡眠の質が上がる
- できれば半身浴
特に運動するよりも効果が期待できるので、運動できなくても入浴はした方がいいですね。
今回もお読みいただき、ありがとうございました。