今回の記事を読んで欲しい方
- HSPの方
- 転職をお考えの方
今回は仕事内容と人間関係のどちらを大事にすべきかについて書いていこうと思います。
結論:できるなら両方大事にしてほしい
仕事は良くも悪くも、食べていくために一生涯していかなければなりません。
40年以上、下手したらもっと長く働いていかなければいけないので、できるのであれば自分の特性にあった仕事内容、かつ人間関係も良好な環境で働けるのがベストです。
国や転職サイトが調査している退職理由の上位に人間関係が必ず入っている
建前の転職理由は、キャリアアップだったり他の仕事に挑戦したくなった等あると思いますが、本音の転職理由で多いのは労働環境が悪い事、次いで人間関係です。
参考にしたのは平成30年雇用動向調査結果の概要|厚生労働省です。
令和3年になった今も、多少は感染症拡大の影響で今いる業界の未来が怪しいと感じて離職されている方もいるとは思いますが、リクナビNEXTが調査した転職理由と退職理由の本音ランキングBest10にも労働環境への不満、人間関係での不満が必ず入っているのが分かりますね。
ハローワークや転職サイトの会社の求人には仕事内容や給与や残業時間、会社の所在地も載っているので通勤時間はある程度把握できるとは思いますが、本当の労働環境やどんな人が働いているかは実際に働いてみないと正直分かりません。
HSPの方の適職に関しては以下の記事を見ていただきたいですが、
- シフト制の仕事(夜勤がなく、ほぼ固定の時間ならOK)
- 攻撃的な人や体育会系の人が多い業界
- 残業や飲み会が多い
- 年間休日120日を下回る
- ノルマが多い
は避けたい所です。
パッと思いつく所で上記が全部当てはまるのは不動産の業界です。
離職率も多い業界として有名なので、本当に自分に合った天職でなければ避けた方がいいでしょう。
労働環境や他人はコントロールできない
給与や条件面で同意の上、採用されたとしましょう。
でも入ってみたら残業が月10時間以内という割には残業が40時間もあっただとか、面接では温かみのあった面接官が実は癖の強い人だったとか、働いている仲間や上司が攻撃的だったり、そこは求人票だけじゃ実際に働いてみないとわからないんですよね。
なので、求人票や面接でぶっちゃけた労働環境や人間関係を聞いてみてもいいかもしれないですね。
結局は人間関係を重視した方がいい
以上を踏まえた上で、長く仕事を続けたいと考えるのであれば、仕事内容よりも人間関係を重視した方がいいです。勿論、それで仕事内容がマッチしているのが一番いいんですが。
いくらやりたい仕事でも、人間関係が良くないと仕事は続かないです。
4社経験のうち3社はIT業界を経験していますが、僕にとっての適職ですが、どうしても人間関係が合わず1年も続いておりません。
HSPの方は報連相が苦手な方が多く、結局身近な方にも相談できずに潰れてしまう方が多い印象です。
なので、
- 家族や身近な人、社外の親しい人に悩みを打ち明けて解決策を導き出してもらう
- 最初から疲れない程度の人間関係の仕事を選ぶか、相談しやすそうな人間関係の仕事を選ぶ(顧客対応で疲れてしまうかもしれないけど、個人的にはサービス業がおすすめです)
- 面接の時点でぶっちゃけた人間関係を聞く(自分の行動にもよるが馴染めるかどうかとか)
こちらの適職の記事にはなるべく1人でできる仕事が適職と書きましたが、完全に人間関係を断ち切る事はできませんし、どんな仕事でも少なからずの人間関係は発生します。
HSPの方に気をつけて欲しい点は、
- 気軽に話ができる同僚や上司がいる
- 攻撃的な同僚や上司がいない
- (サービス業を選ぶのであれば)直接店にも行ってみて客層を見てみる
こういった所ですね。
今回のまとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は仕事内容と人間関係のどちらを大事にした方がいいかという点で記事を書きました。
結論としては多少の運はありますが、HSPの方は人間関係がいい会社を選んだ方がいいです。
現職で人間関係が良好であれば大事にした方がいいですが、良好でなければ転職も検討してみてください。
今回もご覧位ただき、ありがとうございました。