今回の記事を読んで欲しい方
- HSPの方
- 日常的にカフェインを摂取している方
今回はカフェインを摂取するメリットとデメリットについて書いていこうと思います。
僕自身も毎日のようにカフェインを摂取しており、何回も断ちましたが何回も挫折しております。
なので、刺激に敏感なHSPの方にもデメリットの方が大きい事を認知していただきたいです。
また、ここでいうカフェインはコーヒーや紅茶・緑茶、エナジードリンクの事を言っております。
それ以外にもチョコレートやコーラにも含まれています。
HSPはカフェインに敏感の人が多い
冒頭に申し上げた通り、HSPの方は刺激に敏感の方が多いです。その方は大抵カフェインの刺激にも敏感です。
HSPの提唱者のアーロン博士のセルフチェックテストにも「カフェインに敏感だ」という項目があります。
しかし全員が全員カフェインに敏感ではなく、人それぞれ感度は違います。
●高カフェイン感受性
肝臓での代謝が遅く、中枢神経系での結合能が高い。たとえ少量のカフェインでも、刺激効果を持ち、大量になると睡眠問題を起こす可能性もある。
●中カフェイン感受性
肝臓におけるカフェイン不活性化と中枢神経系における結合能のバランスによって、1日2-5杯のコーヒーを摂取しても、特に副作用や睡眠障害を起こさない。通常、夕方以降のカフェイン摂取は推奨されないが、人によってまちまち。
●低カフェイン感受性
肝臓での代謝が速く、大量のカフェインを摂取しても問題が起きない(ただし医療専門職は1日5杯を限度にするようにアドバイスするべきである)。睡眠前にコーヒーを飲んでも特に睡眠に問題を起こさない。
1日約2杯のコーヒーを飲んでおり、酷い時はエナジードリンクの缶を1日2杯飲んでいた時もありましたが、僕は高から中くらいのカフェイン感受性を持っております。
カフェインのメリット
眠気の解消
これがカフェインを摂取する最大のメリットだと考えます。
朝飲むと後述する集中力が増し、作業が捗ります。
集中力の増加
カフェインを摂取すると集中力が増加します。
何か作業を集中しないといけない時や車を運転する時等、結構重宝されている方も多いと思います。
疲労回復
一時的ではありますが、疲労を回復した気になれます。
ただし、した気になれるだけで実際には疲労回復できておりません。
カフェインを摂取するデメリットと注意点
不安・動悸・興奮
多少摂る分には不安感は出ませんし、興奮状態にもなりません。
が、少量でカフェインが効かなくなってきた時に多めに飲み、また継続的に摂取していると不安感や興奮状態といった症状が出てきます。
普段少量しか飲まないか、全く飲まない方が面接の前だとか重要な場面で摂取すると、神経や不安が高まりすぎて、普段の自分が出せなくなったりもする場合があります。ご注意下さい。
不眠
眠気覚まし目的で飲みますが、夕方以降に多く飲みすぎると夜の寝つきが悪くなります。
最悪の場合、夜眠れずに一夜を明かし、眠気に襲われてカフェインを多めに摂るという負のループに入ってしまいます。
また、カフェインの半減期は9時間です。生活している時間帯にもよりますが、摂取する時間帯はできるだけ午後2時までにしましょう。
吐き気・嘔吐
短時間で連続的に摂取すると吐き気を催します。
大量に摂取すると嘔吐する場合もあるのでご注意下さい。
僕も短時間で大量に摂取し、吐いた事があるので本当に注意してほしいです。
嘔吐してしまう前に白湯や水を大量に飲んで中和してください。
今回のまとめ
いかがでしたでしょうか。
今回のまとめです。
- HSPの方は刺激に敏感なので、カフェインに敏感な人も多い
- 高・中・低カフェイン感受性に分類され、少しでも刺激が出る人もいれば、大量に摂取しても問題ない人もいる(とはいえ、限度は1日5杯)
- メリットは眠気の解消、集中力の増加、疲労回復
- デメリットは不安や不眠・吐き気・酷ければ嘔吐まで行ってしまうので注意
- 摂取はなるべく午後2時まで
- もし吐き気や嘔吐がある場合、白湯か水を大量に飲む(ただしこちらも水の中毒で死に至る可能性もあるので飲み過ぎ注意)
僕はデメリットの方が大きいと思うので、HSPの方は特に摂取には注意して下さい。