今回の記事を読んで欲しい方
- HSPの方
- 仕事で怒られるのが怖い方
今回は仕事でナメられないようにするためにというテーマで書いていこうと思います。
一応HSP向けとしておりますが、HSPでない方にも参考にしていただける内容で書いていきますので、最後までご覧いただければと思いいます。
結論:毅然とした態度を取る
タイトルにも書いてありますが、毅然とした態度を取る事です。
コトバンクより毅然の意味を引用します。
〘形動タリ〙 意志が強くしっかりしている様子。少しのことでは動揺しない断固としたさま。
引用元:毅然とは - コトバンク
自分の中に意志をしっかり持ち、何を言われても動じない事。
HSPの方の場合、嫌われたくないと考えている方が多いので、この毅然とした態度が仕事で失敗しない重要な点だと感じました。
慌てたり弱気になると漬け込まれる
僕の仕事の体験談ですが、
- 新人の身分だから仕事を何でもしなくちゃと考え、仕事を断れず、頼まれごとを何でもYesと言ってしまう
- 仕事のミスを指摘され、慌ててしまう
- 仕事ができないんだと考えてしまい、弱気になった所でミスに対して漬け込まれる
現職がこんな感じでした。
しかし業界は違いますが、大学生でやっていた飲食店のアルバイトを思い出しました。
最初は勿論仕事はできませんでしたが、
- 急なシフトの穴あきが出た時はまず他の人を当たってくれと言い、それでも居なければ入っていた(基本は断る方向でいた)
- アルバイトなので当然ですが、クレームを出してしまったら社員に対応を任せていた。その後社員の方には頭を下げました。
- 出来ない仕事、時給の範囲を超えると思った仕事は断っていた
仕事ができるようになるにつれて、仕事先の方は辞められると困る程度には成長していたので、大学生ながらも毅然とした態度で仕事先の社員さんやパートさんに接する事ができるようにはなっておりました。
慌てたり弱気だと漬け込まれるので、毅然とした態度で、時給や月給を超える範囲の仕事は断りましょう。勿論ですが、相応の給料が支払われる事と自分がスキルアップのために心からやりたいのであれば仕事を断らなくてOKです。
嫌われても問題なし
毅然とした態度をとって、それで嫌われても問題ありません。
日本の会社は解雇し辛いですし、きちんと仕事をした上で給料が支払われないのであればそれは不正ですからね(法律は詳しくないので割愛します)。
あくまで上司や同僚は「仕事上の関係」と認識しましょう。
毅然とした態度で得られるメリット
こいつは仕事を断れる人間なんだなと認識させる事ができる
Yesマンじゃない事を認識させる事ができるのは大きなメリットです。
- 自分の信念ややっている仕事に対して自信がある
- 質問がきた時、根拠や説得力のある回答ができる
- 仕事を振っても場合によっては断られると認識させられる
Yesマンより、信頼を得られます。
セクハラ・パワハラ対策になる
セクハラやパワハラをしてくる人は、「何をやっても、何を言っても仕返してこない人」をターゲットにします。HSPの方は人からよく思われたいと思う方が多いので、ターゲットにされるのが多い理由はここにあると思います。
なので意識してでも毅然とした態度でいれば、セクハラやパワハラをしてくるような輩は自分にはしてこなくなります(ただしターゲットを変えるだけの可能性はある)。
僕の毅然とした態度をとっていた先輩も、僕がターゲットにされていて「話を聞いていて凄く気分が悪い」とおっしゃっていただいた方もおりました。本当にその方は毅然としており、僕の代わりに本音を言っていただけたようで今でも感謝しております。
対等な立場を構築できる
上司や部下、先輩や後輩などで区分を分けられる事があると思いますが、人はみんな対等な立場です。
上述しましたが、毅然とした態度で人と接しないと必ずセクハラやパワハラのターゲットにされたり、マウントを取られたりします。
毅然とした態度を取れれば対等な立場を構築でき、ハラスメント対策ができます。
毅然とした態度を実践する
接客業は難しいかもしれませんが、以下の事を実践してみていただければと思います。
笑顔を少なくする
笑顔を出すのは悪いことではないです。が、ヘラヘラしていると思われ、結果ナメられてしまいます。
仕事上、ビジネス上での笑顔の連発は避け、誰に対しても真剣な表情を見せましょう。
声は低めで一定にする
コミュニケーションでは笑顔や声のトーンが重要視されがちですが、声の抑揚をつける事も毅然に見られやすくなります。
声に抑揚をつけなければ機械的に見えてしまいますが、自分の心理を悟られないようにできます。
自分に自信を持つ
かくいう自信もそうですが、HSPの方は自分に自信のない方が多いのではないかと思います。
経験が少なく入社した会社。自信を持つ事が出来る方が凄いです。
それでもナメられないように、自信あるよ風な感じを装うのが効果的だと思います。
出来ないなら出来ないとはっきり言う
いくら自信があっても、出来ないなら出来ないとはっきり言いましょう。
例えば、資料を明日までに作り直して欲しいと頼まれたとします。でもできる量じゃない時。こう言った場合の時は人数を増やしてもらうか日数を伸ばしてもらうのも手です。
- 2人増やしてもらえれば手分けして明日までに出来ます
- 1人では無理なので2日だけ時間を伸ばしてもらえれば出来ます
みたいな、ただ出来ませんと言うのではなくこうすれば出来るという代替案があるとGoodです。
今回のまとめ
いかがでしたでしょうか。
HSPの方には難しいかもしれませんが、仕事で舐められないようにとハラスメント対策としてご参考にしていただければ幸いです。
- 毅然とした態度を取りましょう。慌てたり弱気になると漬け込まれます
- 毅然とした態度を取ることによって、仕事を断る人間だと認識させられ、またハラスメント対策もできます。
- それで人として嫌われたらそれまでと思えばいいです。ビジネス上、表面上だけうまくやっていればOKです。嫌われただけで会社は減給できません。
- 毅然とした態度の実践方法は、笑顔を少なく、声のトーンを低くし、自分に自信を持つことです。
- できない仕事はできないとはっきりいいましょう。
今回は以上です。
ご覧くださいまして、ありがとうございました。