今回の記事を読んで欲しい方
- HSPの方
- 常に嫌われるのが怖いと思う方
今回は嫌われるのが怖いという思考を辞める方法について書いていこうと思います。
嫌われるのが怖いを辞める方法
心理学者カール・ロジャースの「2:7:1」の法則
アメリカの心理学者であるカール・ロジャースという方はこう提唱しています。
10人居たとして、
- 2割(2人)は自身に対して肯定的、好き
- 7割(7人)は肯定的でもなく否定的でもなく、興味がない
- 1割(1人)は自身が何をしても否定的、嫌い
こういう割合で世界が成り立っています。
ここで重要なのが、1人は何をしても否定的、嫌いな人です。
この1割の人がいる限り、万人から好かれるのはどう足掻いても無理という結論になります。
なので、嫌われるのが怖いと考えている方は、
- 1割の人を完全に無視するか、ある程度毅然とした対応を取る
- 2割の肯定的な人を大切にする
- 7割の人はどちらにも転ぶ可能性があるので、なるべく大切にする(嫌われてしまったらしょうがないと考える)
毅然とした態度の取り方は以前に記事を書いているのでご参考ください。
ブログやYouTubeやTwitterなどで発信活動をしている時、否定的な意見が来た時にうっと気持ちがなるかもしれません。
でも、1割の否定的な意見をきっかけに発信をやめてしまうのか。2割の肯定的な方や7割の潜在的に肯定してくれそうな方達を大切に続けるか。僕は発信を続けた方が幸せになると思います。
否定的な意見を言われても無視するか、本当に自分のためを思って言ってくれているならその意見を貴重な意見にして受け入れるか。どちらでもいいと思います。
相手を変えるのは不可能に近いと考える
カール・ロジャースの2:7:1の法則と付随して考えていただきたいですが、相手を変えるのは不可能に近いです。
他人が自分に対してどう思うか。それは相手が決めることであり自分が決める事ではありません。
年齢を重ねるにつれて自我が形成されます。自分でもこの人は好きだったり、この人はどうしても無理と思う人もいると思います。
人を変えるのは不可能に近い、というか不可能です。つまりカールロジャースの2:7:1の法則の1割の否定的な人を変えるのは不可能です。
相手が自分を嫌っているかどうかを心配するだけ無駄だとという事をしっかり認識しておきましょう。
嫌われないようにする考えから「どうしたら好かれるか」に焦点を置く
僕自身は、
- 「嫌われないように」自分の考えを押し込む
- 「嫌われないように」 真面目を装う
- 「嫌われないように」会議では発言をしないか慎重にする
- 「嫌われないように」空気を読む
とにかく嫌われないように行動しておりました。
これって、他人の人生を生きている事になるんですよね。しかも自分を偽る事は結構なストレスになり、最悪の場合は精神疾患を患ったりする事にもなります。
逆に、どうしたら好かれるか?と考えた方が自分優先の思考にもなる事ができ、また相手のためにもなります。
- アドバイスをする(ただし価値観の押しつけはNGです)
- 話を聞き共感する
- 会議で発言をする
- 真面目に生きなくていい
自分を表現するというか、自分の考えを押し込まない事が好かれる条件だと考えます。
嫌わないように行動を取るよりも、自分を出した方が好かれるかなと思います。
因みに、こう言った行動をとってもあなたを嫌いになる人はいます。
自分を表現した上で、それでも相手があなたを嫌うのであれば、そんな人と無理して付き合う必要は全くありません。百害あって一理なし。その人とはそっと離れましょう。
今回のまとめ
いかがでしたでしょうか。
今回のまとめです。
- 心理学者カール・ロジャースの「2:7:1」の法則
- あなたと関わる2割の人は肯定的、好き。1割は否定的、嫌い。7割はどちらにも転ぶ可能性がある人
- 1割の否定的な人がいる時点で万人に好かれるのは無理だし、相手を変えるのは不可能
- 「嫌われないようにする」から「どうしたら好かれるか」に考えを変える
- そのために自分を表現する事、自分に正直になる事が大事。
今回は以上です。
ご覧いただき、ありがとうございました。